拠点の長に聞く3。名東営業所の所長へインタビュー


名東営業所 所長インタビュー

【名東営業所】今回は営業所の所長インタビューPart3ということで、名東営業所の所長である黒田に取材協力してもらいました。ベテラン所長があゆんできた軌道を追っていきましょう!最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

【所長インタビューシリーズ】
Part1(可児営業所の武田所長)
Part2(小牧営業所の杉田所長)

プロフィール

黒田 寛英

名東営業所/所長

【休日の過ごし方や趣味】

スポーツ観戦が好き。特にプロ野球が好きで、ほかには世界陸上や世界バレー、サッカーなどの大きな大会の中継は欠かさずチェックしています。

【キャリアのあゆみ】

平成5年に新卒入社。名東営業所に配属以来、ずっと名東営業所の所属。入社当初は業務課に配属され、仕入れや配送などの現場業務を経験し、平成15年に副所長、翌年の平成16年に所長に就任。

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山信との出会い【入社の経緯】

地元愛と「面倒見の良さ」に惹かれて入社

学生時代から「地元で働きたい」という思いがありました。私は長男なので、もし親に何かあった時に県外勤務だと大変だろうと考え、愛知県内での就職を希望していました。そんな中、たまたま訪れた企業展で山信に声をかけられたのが始まりでした。

山信のほかにも、電気系の商社や仏壇屋などから内定をいただいていたのですが、それでも山信を選んだ理由は、大学の就職課の先生から「創業者は面倒見のいい人だ」と聞いたことがきっかけでした。勤務地が家から近かったこともあり、ここで働けたらいいなと思ったのを覚えています。


もし他の営業所に配属されていたとしても、一度決めた以上はやり遂げようという気持ちで入社しました。

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営業としてのエピソード

義理人情に支えられた営業時代

名東営業所は、瀬戸市・尾張旭市・日進市・みよし市、そして名古屋市内の名東区や守山区などをカバーしていますが、その中で私が担当した瀬戸市、尾張旭市は義理人情を大切にするお客様が多く、仕事をしっかりこなせば「おー、頑張っとるな」と声をかけていただける。お客様からのそうした言葉が何より励みになっていました。

営業として信頼を積み上げるには

営業として意識していたのは「挨拶」と「礼儀」です。どんなに親しくなっても、お客様はお客様。冗談を交わすことがあっても、礼を欠くことはありませんでした。
また、現場を知ることの大切さも常に意識していました。カタログ上の知識だけでは商品の使い方を理解できません。工事があると聞けば「見学してもいいですか」と現場に足を運び、実際の使われ方を学ぶようにしていました。

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大口顧客を引き継いだ経験が自信に

印象に残っているのは、大口のお客様を引き継いだ時のことです。名古屋北営業所が新設された際、名東営業所で活躍していた営業マンが新しい所長として異動することになり、彼が担当していみよし市の大口顧客を私が引き継ぐことになりました。
当時はマンション関連の知識が少なく不安でしたが、足しげく通うことで少しずつ信頼を得ることができ、現在でも山信全体で上位に入る取引先として関係が続いています。あの時の経験は、自分の営業人生の中でも大きな転機になりました。

思い込みから得た教訓

成功体験ばかりではありません。もちろん失敗もありましたし、そこから学んだことも印象深いです。
アパートの給湯器を受注した際、戸建て用と勘違いして発注してしまったことがありました。設置時に「あれ、これ違う」と指摘されて気づき、慌ててメーカーや先輩の協力を得て対応しました。思い込みは本当に危険だと痛感した出来事でしたね。

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名東営業所の所長になってからのこと

礼儀と感謝を忘れずに、職場の空気をつくる

所長になってからも、一番大切にしているのは「挨拶・礼儀・感謝」です。
お客様はもちろん、社員同士の挨拶も欠かしません。配送業者さんなど来社される方にも必ず声をかけるようにしています。いつかその方が取引先になるかもしれませんし、日頃からの礼儀が信頼につながると考えています。
また、メンバーには何かしてもらった時に「ありがとう」を必ず伝えるようにしていますね。小さな感謝の積み重ねが、職場全体の雰囲気を良くすると思っています。

若手の挑戦に学ぶ

メンバー育成においても「礼儀」と「ホウレンソウ」を大切にしています。
お客様と仲良くなることは良いことですが、商売の場ではきちんとした言葉遣いで接するように伝えています。また、報告・連絡・相談を欠かさないよう伝えていますし、私からも「あれはどうなった?」と声をかけるようにして、ホウレンソウの漏れをなくすようにしています。

また、最近では若手社員から学ぶこともありました。
今年の5月に営業デビューした21歳の社員がいるのですが、9月に開催されたお客様向けイベントでは、自分でどんどん声をかけてお客様を呼んでくれました。先輩たちが「ここは来ないだろう」と思っていたお客様も来場してくださり、私自身も固定観念にとらわれてはいけないと感じさせられました。

モノ売りから“工事込み”へ。新しい挑戦も続く

名東営業所としては、会社全体で取り組んでいる「工事込み受注」にも力を入れています。
これまでのように商品を販売するだけでなく、工事も含めて請け負うことで、お客様にとってより便利で安心なサービスを提供できるようになりました。日ごろからメンバーにも「うちは工事もできます」と声を出していこうと伝えています。その結果、工事案件を通じて売上が伸びたケースも増えており、やりがいを感じています。

チームで支え合う会社

山信は、営業・業務・事務といったそれぞれの職種が力を合わせ、一つのチームとして動いています。
一人で悩まず、仲間と助け合いながら課題を乗り越える。そんな社風が山信にはあります。もちろん、仕事の中では失敗もあると思いますが、失敗を恐れずにチャレンジしてほしいと思います。大切なのは、そこから学び、次に活かすこと。
何事にも真摯に、そして前向きに取り組める人と一緒に働きたいですね。

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さいごに

いかがでしたでしょうか。名東営業所の黒田所長の人柄や、営業所内での取り組み方などが知れたかと思います。他の所長シリーズをお読みでない方は、ぜひこちらもお読みください。

【所長インタビューシリーズ】
Part1(可児営業所の武田所長)
Part2(小牧営業所の杉田所長)

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