山信の倉庫に潜入!業務課の人たちは何をしているのか


業務課潜入。営業デビュー前に学ぶこと

入社をして研修を受けたからといって、いきなり営業デビューをするわけではありません。まずは業務課のほうで商品に触れながらいろんなことを学んでいくことになります。とはいえ業務課では具体的になにをしているのか、なにを学んでいけばいいのかイメージがつきにくいかもしれません。

ということで、今回は倉庫内に潜入をして業務課の責任者である青山本部課長に、根掘り葉掘り聞いていこうと思います!

 

こちらの記事も併せてお読みください。新米営業の1日を追う、スケジュールに密着

プロフィール

青山  裕久

名古屋営業所/業務課/本部課長

2004年中途入社(19年目)

【入社経緯】

前職は水道屋で職人として設備関係の仕事をしていました。転職しようと考えていた時に山信の求人を見かけて応募したのですが、前職の会社では山信から材料を買う側だったので扱っているものも知っていましたし、各現場へいって職人さんたちとコミュニケーションを取れるため、この仕事がいいなと思いました。

【休日の過ごし方】

基本的に休日は小学生の子供たちにサッカーを教えたり、犬の世話をしたりして過ごしています。

1日の業務の流れを紹介。

まず、業務課について

業務課は各営業所ごとに1チーム3名〜5名ほどいます。営業所の規模によって人数の差こそありますが、配車係と配達係で役割分担をしながら倉庫内で品出しをしたり、届いた伝票をもとに配車の段取りを組んだり、時間をコントロールして割り振りをしたり、現場へ配達をしたりなど協力し合いながら進めていきます。

何時ごろになにをするのか

〜7時ごろ出社

基本的に時間固定の業務があるわけではないのですが、例を挙げるとしたら名古屋営業所の場合は朝7時くらいに出社をします。その後は配送係から伝票を受け取り、伝票を確認・チェックしながら出荷業務を行ない、配送ルートを決めてから商品をトラックに積み込んでいきます。

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8時半

配達に行く前にはしっかりと二重チェックを行い、商品に間違いがないかを確認してから出発します。ちなみにトラックに積んで一度に配達する量はだいたい5件〜8件分くらい。とはいってもケースによるので、物量が多い場合は1社分になることもありますし、ピストンして2〜3回ほど往復することもあります。

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11時過ぎ

午前中の配達から戻ってきたら、午後の配達に向けて出荷を行ない、トラックへの積み込み、配達準備をしていきます。

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ランチ。

13時〜

昼イチからは午前と同様に配達を行ないます。お昼ご飯を食べて眠くなりがちかもしれませんが、安全運転を徹底するためにシャキッと気持ちを切り替えて出発!

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17時ごろ

配達から戻ってきたら完了時の業務を行なって1日が終わります。

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各業務で気をつけることや決められているルール

声出し出荷

出荷時は“声出し出荷”を行なっています。これは全営業所で行なっていることで、間違いを予防するためにも徹底しているルール。具体的にいうと、伝票を確認ながら商品見て〇〇(商品名)を言ってから箱詰めしていきます。

 

二重チェック

営業の一日の記事にも出ていましたが、二重チェックは徹底しています。配達に出発する前は必ず伝票と商品を見ながらチェック。箱詰めしてあるのでそれをもとに戻す工数がかかりますが、ミスやクレームをなくすためにも必要なことです。また、積み込み時の二重チェックには約10〜30分ほどかかるので、その時間も計算しながら配達しなくてはなりません。

 

トラックの点検や安全運転

自分たちの使用するトラックは、怠ることなく“しっかり管理・点検をする”ということを全員で実施しています。また、

事故ゼロの徹底をすることは言うまでもありませんが、たとえばトラックをぶつけてしまった場合には、写真を撮って報告書とともに共有を行ない、全体への注意喚起を行なったりしています。

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営業を目指す人たちに向けて

ここはしっかり学んでおくべき

まずは倉庫を知ること。実際に商品に触れてもらったり、基本的な仕事の流れを覚えてもらうところからです。その中でも1番大切なのは“商品名と略品名”を覚えること。略品名というのは、当社で管理・使用する呼称なのですが、実は商品の正式名称ってとても長いんですよ。

その長い名称を毎回書いたり入力したりするのは大変なので、略した呼び方で管理をしています。私たちはそれらを扱ううえで、正式名称と略品名をリンクして覚えていかなくてはならないので、覚えることは山ほどあるというわけですね。営業デビュー後、お客様からの注文を略品名でスラスラと書けるようになっておくと、仕事もスムーズにいくと思うので頑張って勉強しておくことをおすすめします。

 

あとは、実際にお客様の現場に行った際に、搬入をしたりしながら現場の状況や動きを覚えていくことも大切です。ただ配達をするのではなく、そうしたところをしっかり見聞きしていけるといいなと思いますね。

 

商品点数が多く覚えるのは大変

たしかに覚えるのは大変です。でも、ある程度覚え慣れてくると面白さを見出せるかもしれません。ちなみに覚えていくうえでメモを取ることは絶対に重要。パイプの数も相当数ありますし、似たような略品もたくさんあるので、細かいところを間違えないためにもメモを書いて覚えていくわけですね。

また、お客様の業界用語として“正式名称とも略品名とも違った別の呼び方”も存在しますが、そういう情報についてもあらかじめ教育の中でお伝えしていったりします。

あとは、時間の許す限りカタログに目を通す。ベテランの人間でもすべての商品を網羅しているわけではないですからね。倉庫内にある商品に関しては知り尽くしていても、在庫として置いていないものや、新しい商品などの情報は知らないため、基本的にはカタログを見たり、実際に入荷したときに覚えたりしています。

 

この仕事のやりがいについて

業務課の仕事というのは、お客様に「ありがとう」という言葉をかけてもらえる仕事です。営業の方が注文を取ってきて、事務の方が処理を行ない、仕入れの方が手配をして、私たちが出荷し配達をする。つまり、みんながつなげてきてくれた仕事の最後を担うわけですね。

配達をしていると毎日のようにお礼の声をかけてもらえるのですが、この言葉をいただけることが1番のやりがいに感じます。何年経験をしても色褪せることのない仕事への原動力みたいなものですし、人と人とのつながりを実感できる仕事だと思います。

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