新米営業の一日を追う。一日のスケジュールに密着


営業の1日の働き方に密着してみた

山信で営業を。といっても実際にどんなことをするのか、具体的な動き方はどうなのかなど、説明会を聞いてもなかなかイメージが湧きにくいところもあるかもしれません。ということで今回は、営業が日常のなかで一体どんなことをしているのか密着していきましょう。

 

山信って実際どうなの?2022年卒の営業メンバー本音クロストーク記事もぜひ一緒にお読みください。

プロフィール

遊垣(ゆうがき)翔太

小牧営業所

2018年新卒入社(6年目)

営業デビューは2019年〜で営業5年目
(2023年10月時点)

【休日の過ごし方や趣味】

家にいるときはゲームやテレビを見たりして過ごしています。またスポーツも好きで、草野球チームに入って野球をしたり、友人に誘われて始めたゴルフを楽しんだりしています。

1日の業務の流れを紹介。

何時ごろに何をしているのか

〜8時半出社

朝は8時半までに出社をします。ちなみに毎週月曜日とゼロのつく日は朝礼があります。朝礼では主に“社員心得”を唱和し、その後は所長からの連絡・共有事項があります。ゼロのつく日は交通系の話がメインで、近隣の事故情報や他の営業所で発生した事故の報告だったり、最近は「暗くなるのが早いので、早めにライトつけましょう」といった共有をしています。

ym4-2

8時半〜10時過ぎ

朝イチに配達があればまずは配達に行きますが、配達がなければメールチェックを行なったり、ファックスの確認をしたりといったところから1日が始まります。

主な内容は、たとえば前日中に捌けなかった見積書依頼の対応や受注の対応です。お客様はメールやファックス、LINEなどで発注をくださるので、それらの処理をこの時間に行なっています。

ちなみに受注対応に関しては、規定の用紙にお客様の情報や現場名、商品情報を記入し、事務員の方に「これを発注しておいてください」と、処理の対応をお願いしています。

ym4-4

10時半ごろ〜

その後は営業や配達に出発。配送部署の社員が配達する商品(3〜4社分ほど)をトラックに積み込んでくれているので、その商品に漏れや間違いがないか2重チェックしてからトラックに乗り込みます。配達に行った先では、「ほかに見積りが必要なものはありますか?」と声をかけたり、配達を終えたらついでの足で営業に回り、先日見積もりをしていた件について「あの見積もりはどうですか?」「例の現場は受注しましたか?」と、確認しに行きます。

ym4-8

また、先ほど“朝イチに配達がなければ”と言いましたが、たとえば当日の朝に「朝イチでこの材料を持ってきてくれない?」ということもあります。大きい現場であれば、「トイレを5台、朝イチで持ってきて」なんてことも。その場合は朝イチで積み込んで、事務処理をする前に現場に行き、配達から戻り次第事務処理をするという流れになることもあるので、固定の流れではなくケースバイケースで動いていきます。

【配達と営業の頻度割合】

配達は配送部署の社員に行ってもらうようにお願いし、営業9:配達1ぐらいの頻度割合となっています。基本は営業メインで回ることが多いです。

ym4-9

12時〜

ランチは基本的に出先で食べることもあれば、戻ってきて営業所の周辺で食べることもあります。

 

13時〜

午後も営業に回ることがメインとなります。引き続きお客様先を訪問し、関係性を築いていくことに注力しなくてはなりません。なぜ細やかな接点が必要かというと、たとえば「これ、ちょっと見積もりを出しておいて」と依頼を受けて提出した見積もりがその後どうなったのか、お客様がその現場を受注した場合、同業他社との相見積もりの金額差がどうなっているのか、商品を発注していただけるかどうかを確認する機会を作るためです。

金額調整に折り合いがつかない場合は所長に相談したりも必要になりますし、確認しないまま放置していると、知らぬ間にその現場が他社に流れていたりすることもあるわけです。

ym4-5

もちろんそれ以外にも、特に用はないけど「何かありますか?様子を見に来ました!」と声をかけに行ったり、最近行っていなかったお客様に「見積もり依頼はございませんか?」と、世間話も兼ねて定期的に伺うようにしたりしています。

 

また、出先であっても受注メールや見積もり依頼などはスマホに届くようにしてあるので、随時確認して「これをメーカーさんに依頼しておいてください」と事務員の方に連絡をし、営業所に戻ってきてから行なう受注依頼や見積もり作成をスムーズに進められるように連携したり、お客様から質問された商品についてメーカーさんに問い合わせして確認したりもします。

ym4-6

16時ごろ〜

出先から戻ってきたら、事務員の方にお願いしていた件を確認し、受注依頼や見積書の作成などの事務作業を始めます。

 

17時半(定時)

定時は17時半です。自分の仕事にキリがついていれば17時半に帰ることもできますよ。

 

19時半過ぎに退勤

私は翌日の準備なども行なっていくので、大体19時半〜20時頃に退勤することが多いので、多少残業していきます。

各業務で気をつけることや決められているルール

お客様から発注をいただいて、それを事務員の方にお願いするときに決まったフォーマットの用紙に記入して共有することや、事務員の方にお願いしていた仕事に間違いがないかどうか2重チェックすることです。

配達に関しても、出発前に2重チェックをします。間違ってお届けしてしまうと二度手間にもなりますし、お客様の工事日程が遅れたり止まってしまったりして迷惑をかけてしまうので、未然に防ぐために徹底しています。

ym4-3

日常的に発生するプチトラブルとは

やはり扱う商品の種類が多いので、私も入社して6年目になりますが、今だに全然知らない商品がとても多くあります。たとえば「〇〇(商品呼称)を頼んでおいてよ」と言われたとしても、商品によっていろんな呼び方(お客様の業界通称など)があったりするので、お客様の「これ」と私が思う「この商品だな」というのが違うことも度々。

持っていったら「全然違う商品が入っていたぞ」ということがあったりします(汗)

なので最近では、「〇〇っていうのはこういう商品ですか?」と細かく聞くようにしているのですが、営業になりたての頃は特にそういうミスが頻発するかもしれません。(私の場合は、かもしれませんが。)

 

たまにやってしまうやらかし

日頃はしっかり行なっているはずの2重チェック漏れ。たまたま急いでおり2重チェックを怠った時に限って商品間違いが発生してしまったり、お客様に頼まれていた見積もりや発注を忘れてしまっていたりもあります…(汗)

口頭や電話でバーっと言われたことをノートにメモしたりするのですが、そのあと他のお客様から次々に電話が来たりすると、依頼の件がつい抜けてしまいそのまま忘れてしまうことが。「申し訳ありません。忘れてしまっていました」。と、言い訳せずに謝ります。

ym4-7

営業として仕事について感じること

仕事のやりがいはどんなところか

営業になりたての頃は分からないことだらけで、時にはお客様に叱られたりしながらも、「この商品はこういうものなんだ」「こういう感じで使うんだよ」と 教えていただいたりしつつ、少しずつ関係性ができてきて「遊垣くんの提案でやらせてあげるよ」と注文をいただけたりしたときが嬉しいですね。コツコツと関係構築をしてきて実を結んだ瞬間にやりがいを感じます。私の入社した理由が“お客様との持続的な関係性が構築できるところが楽しそうだな”と思ったからなので、それが徐々にやれてきているのがとても楽しいです。

今後もお客様に頼っていただける営業として、そうしたお客様をどんどん増やしていくことが目標ですね。

 

営業として意識していること(スタンスなど)

スタンスで大切にしているのは、お客様の要望にしっかりと応えられるように行動し、次につなげられるように心がけています。たとえば、一見すると無茶な要望で「ちょっと大急ぎでどうしても今日中に〇〇が欲しい」といわれたとしても、すぐにいろんなメーカーさんに確認して迅速に調達するなどの対応をすることで「遊垣くんは頼りになるね」と、また困った際に声をかけていただけたりするので、日頃からそうした意識をしています。

 

売上目標や数字意識について

小牧営業所では毎週水曜日の16時半から営業会議をしています。そこでは「1週間でこれだけ増えました」「予想が増えました」「ちょっと減っているからこういうところ意識しよう」など、売上目標を100%達成できるように営業所内で共有し合っています。

 

山信の営業を目指す人にアドバイス

入社して最初の1年間は出荷配送専門部署で商品のことを覚えながら配達に回ったりなどしていきます。営業になってもすぐお客様を任せてもらえるわけではなく、半年ほどは上司について営業先を回り、そこから担当を任せてもらう流れになるのですが、営業デビュー前に配達をしていた頃は、お客様と直のコミュニケーションをあまり取っていなかったため、上司について営業先を回りだして「これは…色々と覚えないとまずいぞ…」と痛感したんですね。

だからデビュー前は何となく配達に出るのではなくて、日頃から商品伝票の商品名をしっかり覚えたり、配達に行ったら商品を置いてくるだけではなく、可能な限り積極的なコミュニケーションを意識して、お客様から得られる情報を取り入れていった方がいいんじゃないかなと。私も少しは行なっていたのですが、想定していたよりも大変だったので、もっとしっかりやっておけばよかったなと思いましたね(笑)

Categories

Tags