総務副部長インタビュー。採用の気になることを忖度なく質問してみた。
以前公開したこちらの記事(採用担当に山信について徹底的に質問してみた)が学生の方から好評のため、今回はさらに深掘りした内容を引っ張り出そうと、総務本部 小川副部長に質問をぶつけてみました。さっそくご覧ください。
山信のカルチャーについて
山信の職場の雰囲気って実際どうですか?
全体的にいいと思いますね。決して悪い雰囲気ではないですよ。先輩や後輩、上司や部下に関係なく、本当に分け隔てないコミュニケーションができていると感じます。その理由は“聞く”ことが大事な職場だからですね。他の記事でも書いていますが、当社の仕事はとにかく覚えることが山ほどありますので、自己流で誰にも聞かずに仕事を覚えていくことはほぼ不可能です。それに、質問を受ける先輩や上司も“わからないことだらけで困った経験”をしてきているからその部分に理解があるのです。むしろ聞きに来ないほうが不安なので、積極的に聞いてきてください。
山信にはどんな人がいますか?
いろいろな人がいますよ。業界的に体育会系のイメージがあるかもしれませんが、みんながみんな体育会系ではないですしインドア派のメンバーも多くいます。
また、山信は建築業界と深い関わりがあるため理系のほうが有利なのでは?と思う人もいますが、実際に当社メンバーの文理比率は文系8割:理系2割ほどだと思います。文系だろうと理系だろうとそこまで関係ありません。
山信が重んじていることとは?
経営理念である「共存共栄」です。メーカー、施工会社、エンドユーザー(消費者)はもちろん、当社、そして当社の従業員など、関わり合うすべての人々とWin-Winの関係になることを目指しています。もっとシンプルにいえば1人勝ちの精神ではなく、関わり合う人々とともに成長していきたいという意味です。
つまり、採用したい人物像とは?
掲げた理念を実現していくための“必要な考え方に共感できる人”です。
たとえば…
・相手目線に立ち、思いやりの心を持って行動できる人。
・真摯な対応を忘れることなく、常に誠実に向き合える人。
・思いを馳せながら、自分たちの扱うモノがどう組み上がり完成していくのかを想像しながら仕事ができる人。
・自分たちができることをみんなで考え、協力しあって仕事を進めることができる人。
あとは、大転職時代なんて言われている昨今においても、長く腰を据えて働いてくれる人に来てもらえると嬉しいな〜と思いますね。おおまかに伝えるとこうした人物像が“当社の採用したい人”です。
入社後のキャリアのイメージについて
入社後のキャリアを教えてください。
まずは業界に慣れてもらうところからスタート。具体的には社内のさまざまな部署の業務を体験してもらい、約半年〜1年ほどをかけて業界や仕事の流れを理解してもらいます。その後は本格的に営業としてのキャリアをスタート。といってもはじめの1〜2年ほどは先輩の業務を補佐しながら現場を覚えつつ、徐々に先輩が行っている業務を引き継ぎながら任せてもらえる仕事を増やしていきます。
自分1人で営業に回るようになってからは、担当のお客様についての理解深めながら業績を上げるために稼働していくイメージですね。
社内のポストについて教えてください。
当社の役職は一般職→主任→係長→営業担当課長→副所長→所長→部長→本部長となっています。
所長と部長の違いについては、所長は各営業所の責任者なのに対して、部長は営業部の責任者になります。というのも、当社の営業所は現在11拠点あるのですが、この11拠点を4つの営業部に分けて管理をしており、部長はこの4つの営業部の1つを管轄しています。
【4つの営業部はエリアで分割】
名古屋営業部は名古屋営業所、名古屋北営業所、あま営業所
北営業部は小牧営業所、可児営業所、名東営業所
東営業部は豊橋営業所、浜松営業所
中営業部は西三河営業所、豊田営業所、大高営業所
といった形ですね。
また、この記事では主に営業本部のことを取り上げていますが、当社にはほかに営業支援本部(工事や在庫管理などを管轄とする部門)、総務本部(バックオフィスを管轄する部門)があります。
もう少しイメージしたいので各部門のことを教えてください。
まずはいくつか参考になる過去記事がありますので、お読みいただくことで詳しく知ることができます。
(リンクをクリックすると新しいタブで開きます。)
・業務課:山信の倉庫に潜入!業務課の人たちは何をしているのか
・工事課:営業から工事課へ。施工管理として活躍するメンバーへインタビュー
そのほかに、営業支援本部 購買部という商品や在庫を管理をしている部署があります。わかりやすくいうとメーカーに対して仕入れの交渉を行ったり、各メーカーから来る請求書の確認や処理などの事務業務を行う部署ですね。購買部のメンバー構成は総員で約10名ほどいて、請求関係などの事務担当、メーカーとの折衝担当、在庫管理担当などがいます。
また、総務本部ではバックオフィスに関わる業務を担っています。こちらのメンバー構成は11名で、経理事務担当、総務事務担当、人事・労務担当、庶務担当がいます。私も総務本部所属になりますね。
どうしたら昇格できますか?
当社では査定に関わる評価制度の運用をしています。査定は年に1回、毎年7月に実施しており、基本的に営業担当課長までは評価制度+経験年数や営業成績などを考慮のうえ決定しています。
また、副所長以上の役職になると別の評価基準が要求されるほか、現役職者からの推薦が必要になるケース、役員から指名されるケースなどがあります。
現在は評価制度の刷新を考えており、それにともなって査定のフィードバックの実施なども検討中です。
制度・福利厚生について
ざっくりどんな福利厚生があるのか教えてください。
基本的には募集要項に記載されている内容が主になりますが、特筆すべきものはあります。
資格取得支援制度
まず、手当の該当となる資格の種類が多いことです。
・クレーン運転士免許
・移動式クレーン運転士免許
・床上操作式クレーン運転技能
・フォークリフト運転技能
・玉掛技能
・アーク溶接特別教育
・安全運転管理者
・副安全運転管理者
・防火管理者
・衛生管理者
・危険物取扱者(丙種または乙4種)
・廃棄物処理施設管理者
・破砕リサイクル施設技術管理士
・浄化槽施工管理士
・給水装置工事主任技術者
・1級管工事施工管理技師
・2級管工事施工管理技師
・1級土木施工管理技師
・2級土木施工管理技師
・浄化槽設備士
・大型自動車運転免許証
・日商簿記検定1級
・第二種電気工事士
そしてこれらの資格を受験するための受験費用は会社負担です。(講習費用も負担する場合もあります。)
取得した資格分だけ毎月手当がつきますしね。中には該当資格をコンプリートしているメンバーもいますよ。さらに該当資格を拡張するなどブラッシュアップを検討中です。
仕出し弁当
昼食補助とは少し違いますが、安く食べられるという点では似ています。営業所によっては仕出し屋を選定・発注しているので、どの営業所でも安くておいしい仕出し弁当を食べることができるんです。
単身手当
当社には引越し補助などはありませんが、独身者の一人暮らし補助として一律3万円/月を支給しています。こちらは独身であれば、期限の定めなく受給できるため驚かれることもしばしば。
商品の社割や工事社割
当社で扱っている商品はもちろん社割購入できますよ。設備の取付工事も含めた社割も可能なので、かなりお得に設備を設置することもできますしね。DIY好きの方なら特に重宝する制度ではないでしょうか。
新しい福利厚生の導入などに社員の意見が反映されたりしますか?
そうですね。当社には“提案してみよう制度“というものがあります。この制度を利用して意見やアイデアを会社に伝えることができますし、直属の上司を介さずに提案できるのもメリットですね。
実際の事例では備品の導入などはもちろん、総務の金子が提案してくれたエンジェルリポート(メンバーを褒める掲示板)も導入〜運用されています。
制度や福利厚生で今後検討していることや、課題に感じていることはありますか?
まず検討しているものがいくつかあります。それこそ先ほどの評価制度の刷新もそうですし、ほかにもいろんなことを順次新しくしていこうと考えています。課題については他の記事にもあるように、まだまだアナログベースなところがあったり、かなり前に作られた制度を現在も運用していたりするので、そのあたりをどう新しくしていくかを考えなくてはなりません。